京福平成手記

多趣味リーマンの実体験アーカイブ

人柱作戦/NA6にNB6キャリパーをねじ込む

2/11、この日はオートメッセであった。

大阪オートメッセで知り合いたちがワイワイしている中で僕は自宅整備メッセを開催。

 

前回手に入れたNB6後期リアキャリパーはうちのNA6(ブレーキ周りはNA8化してある)へポン付けで問題なく装着できるのか。NETではいけるとかいけないとかいろいろ書かれてるけど。

最悪今ついているNA8キャリパーとの交換ができなかったらただの徒労に終わる。さらにはまた臨終キャリパーのままになる。

そしてこの作戦の結果をどこにも語らぬまま誰かが僕と同じようなことをしてしまえば永遠に犠牲者が出続ける。

”引用”ニコニコ静画 Jurusarenu 様

というところで人柱作戦開始。

 

 

ざっと寸法チェックしてみたところ問題なく付きそう。

フルード受けが古びた玉子焼き機なのはこの地方ではよくあること(にしておく)。持ち手もあって何かと使い勝手がいいのである。

 

 

⇑ before

フルードでギタギタしている。

かなりの漏れが見受けられるしなんならブレーキパッドの外側に砂が層を作っている。

まあまあ重症。

 

サイドブレーキをおろしてワイヤーを外し、各ボルトを緩めていく。

あとはスペア品に交換するだけ。

今回に関してはNB6後期のリアキャリパーを購入したが、ブツが届いて品を確認すると大変に美品であったためOHせずに組み付けることにした。

時間がなかったのもあるけどね。

 

⇑ after

ささっと交換。

ぼさっとしてるとフルードがどんどん出て来るのでスピード勝負で交換完了。

ブレーキホース組付け時には銅ワッシャを忘れないように。。。

フルード全抜きの方が楽なんだろうけどこの前交換したてなのでケチった。いや、普通にめんどくさかった。

 

そしてPBバルブも交換…と言いたいところだがPBバルブの配管の1つが固着していて外れなかったため交換を断念。

無理してこじって少しボルトが舐めてしまうような手ごたえがあったのだ。

他の配管を締め付け直すものの無駄にエアを入れてしまった。

いいよ、もう今年の秋口に車検だしその時にやってもらうことにするよ(諦

 

夜に予定していることがあって、時間が押していたので自分宛ての張り紙をして本日は終了。

エア抜きは明日やる。

 

サブカーになっているスイフトに切り替えて大阪へ。

この日は祖母の家で親族らと晩御飯の予定があったのだ。

しかしまあ朝からロクに食事をとっていなかったせいか心なしか頭がふわふわするし、かなりの空腹。。。

 


晩はすき焼き!!

これほどまで染み渡る晩餐があるだろうか。

日本人であればすきっ腹に甘辛い肉料理は大変魅力的に感じる。

 

 

当日に仕入れてきたという特選の肉は優に1Kgはある。

心ゆくまで堪能させてもらった。

食後はゆっくり談笑、コーヒータイムでのんびりと。

おなかも満たされて少し意識がほわんとするこの穏やかな時間がひたすら続いてほしい。

結局18時頃にスタートして24時に祖母宅を出た。
自宅に帰るや否や布団で即落ち。

目が覚めると早朝6時であった。。。

 

 

カッノに手伝ってもらい、ブレーキのエア抜きを始める。

が、思った以上のエア噛みで、かなりのフルードを消費した。おかげで予備フルードが底をついたので自宅在庫を漁るといつ購入したか覚えていないワコーズのDOT4を発見。一応新品だったし室内保管。

 

DOT5.1と混ざるけどまあいいだろう。

あいだをとって「ワコセル4.5」ってことでブレンドテイストを楽しむことにした。

 

 

反対側の左リアもキャリパー交換を考えていたがスライドピンのアタマが舐めているので諦めた。そのうちネジザウルス的ななにかで取ってやるよ。

というわけで左リアがNA8キャリパー、右リアがNB6キャリパーという仕様で今回は完結した。

そういえば右アームだけNBなんよね。左はNAなのに。

このようなフランケン仕様のNA6であるが走行テストしてみたところ何ら問題なし。それどころか臨終キャリパーから交換して健康的になったことでブレーキングに安定感が出ている。

やはりキャリパーの内容はNA8もNB6も何も変わっていなかったようである。ブレーキピストンのどこかが違うとのことだがフィーリングに異常なし。なんら問題はない。

ちゃんと止まる。

 

というところで今回は成功ということで。。。

課題は増えたような気がするがそれはまたのお楽しみに取っておくことにしよう。

さて…あとは依頼しているマフラーの仕上がりを待つだけだ。