2023年の夏はきっかり9月30日で終わったような気がするような天気と気温。
キリがいいとなんでも気持ちがいいものであるが、こと季節に関して言うと衣替えという行事の前に急激に気温が上下するのは正直対応に困る。
冒頭の写真は先日針テラスへ行った際に親しくしているカメラマンさんに9月末に取っていただいたもの。お気に入り。
10月に入って半袖では少々肌寒いと感じるこの頃、夏の暑さに負けに負けた私のDIY欲が今になって少し上昇中。
Z33は純正でも冷却系に難がある。
単純な街乗りでは気にならないが、スポーツ走行では冷却系の強化は必須の科目である。
我が家のZはターボ化していることもあってそれなりに冷却系も強化済みであるものの、過給機の装着により純正以上に熱の影響が大きい。
そのため冷却系に関してはアルミ3層のラジエターは勿論、写真のようにインタークーラー裏にTRUSTのオイルクーラーがマウントされている。
しかし、だ
こんんんんんなクリアランスで冷えるわけがない。
インタークーラー通った熱風を受けてさらに裏のラジエターに送り込んでるわけだ。
アツアツの麻婆豆腐にドライヤーの熱風を当てて冷めるか?
サウナの中で団扇を扇いで涼しく感じるか?
答えはNOである。なんとも効率が悪すぎる。
標準品のKITに付属するインタークーラーであればこの位置で問題はないのだがワンオフで大容量のインタークーラーになっているので隠れてしまっているのである。
横着すな。ちゃんと対策してくれ。。。
このせいもあってか水温に関しては夏の間は88℃~100℃という限界数値で走っていた。スポーツ走行での最高温度は105℃ほどであった。
Z33の場合は熱の耐性があるエンジンのようで、水温は110℃が限界のようであるがどうにかしてあと10℃下の温度域で安定させたい。
というわけで次の夏までに行うべきメニューを考えた。
・オイルクーラーの移設(冷却効率UP)
・クーリングボンネット装着(熱抜き)
・導風板の製作(冷却効率UP)
・冷却水交換
これらを今後時間をかけて行っていく予定である。
ついでに予防整備としてサーモでも交換しておこうか。。。
続いて最近起きていた不具合、デフオイル漏れ。
フィッティング部にコニカルシールを装着することで漏れが収まる例は多々あるが私の車両はそれでは完治せず。
大変手間であるが再度分解して原因を追究するしかない。。。
オイル替えたてなんだが?
¥4000/L近いOS技研の専用オイルなんだが?ワンオフケースのせいで3L入るんだが?
交換したてなので抜いたオイルは再使用するとして…
ドレンのフィッテングを外して洗浄、その後じっくりと観察。。。
すると。。。
わかるだろうか?
内部のテーパー部にクラックが入ってるのである
アルミ製なのでこういった割れ方なのだろう。。。質のいい天下のEARL'Sのフィッテイングも経年劣化で割れることがあるのだな。
こうなると新品に交換するしかないのだが、いまさら渋って¥1000/個 程度の中華フィッテイングは選べない。また漏れてやり直す方が面倒である…
¥7000/個 程度のくそ高EARL'Sフィッテイングの新品を購入することにした。
こんな…3センチ程度の部品に……
※大学時代なら多分安いもの選んでた…
しかしその甲斐あってか
このようにぴたりと漏れが止まり私もニッコリ。
トラブルシューティングは今後もネタが尽きることはないと思うが、一旦大きな不具合は解消したのでよしとしよう。
さて、冷却系はどれからはじめていこうかな。。。