タイトル通りだが、手に入れたZは概ね満足しているものの、少なからずネガな部分がある。
先に宣言しておくが、燃費だとかなんだとかのコスト云々をつつきだしても何も変わらないのでそういったものは省かせていただく。
ということでうちのZにおけるネガなところを覚書として記載しておく。
[サイドスカートが削れてゆく]
足のセッティング、車高や扁平率などそれぞれの要因があるが、地味に低いデザインをしているうちのZのサイドスカート。
フロントバンパーは擦らないのにスカート部分だけ擦る。
段差のある出入り口等は勿論、少し気合の入れたコーナリング中に段差を踏むと途端にHITするのである。
これは近いうちにボリュームを抑えたものに交換したい。
それまでに削れて形を形成してくれていたらそれはそれで構わないが笑
[真夏の全開走行はさすがに各温度が厳しい]
Zの水温許容範囲は80℃~100℃、限界110℃
油温に関しては100~120℃、MAX125℃のようだ。
普通のレシプロエンジンよりも高い温度域での設定となっているようだ。
うちのZは通常の町乗りや少し飛ばす程度であれば問題ないが全開ともなると話は別である。
気温36℃で実験すると全開走行開始時88℃あたりだった水温は1分程度で100℃ほどまで上昇。
冷却系の対策として大容量のラジエターやオイルクーラーが装着されているが、その冷やすデバイスの前にどでかいインタークーラーとエアコンのコンデンサがあるため結論として冷えにくいということであろう。
※画像のようにちらっと見えるだろうがその位置にオイルクーラーがある。
真夏に走るのであればここはどうにかしなければならないと感じる。
バンパー開口部を増やすか社外バンパーでエアを取り入れ社外ボンネットで熱抜きする方向で対策したいところである。
[足回りのバランス]
装着されているのはオーリンズのDFV。
抜けもあまりなく、非常に優秀なサスペンションシステムであるということは普段の走行の時点で感じるが、このZのパワーとはマッチしていない。
現状吊るしのF:10K R:7Kというセットだがこれが原因であろう。
きちんと振り回したが、ニスモのスタビが装着されているという点をふまえてもF:14K R:10K程度のスペックは最低限必要であると感じる。
スプリングの交換を視野に入れる。
[ガソリンが偏る]
満タンから100km(20L消費)程度の走行後、急な右コーナーや長く続く右コーナーで息継ぎが生じる。
NETで調査しているとこの症状がでている人が多かったが、たったこれだけのガソリン消費では起こっていないようで。。。
それほど減ってはいないのにもかかわらず症状が出るというのはおそらく大容量の燃料ポンプと燃料タンクの形状のせいだろう(これは有名)
今後はコレクタータンクの増設をも視野に入れている。
ちなみにオイルはというと。。。
納車後1500km程度走行したもののオイルはきれいだし粘度もあるしなにより減っていない。
VQエンジンはオイル消費があると聞いていただけに正直驚いている。
作り手がまともだとこういったところでクオリティが出て来るのだなと感心した。
そもそもオイルパンも大型のものなので5.5L入るのだがそれを差し置いても十分すぎる結果である。
しかるべきところでちゃんと踏んでるんだけどね。。。
とまあ言ってみてもこの程度である。
救いようのないネガな内容でもないしやりようはいくらでもある。
今後この問題点をゆっくり改善していこう。。。